第20回 東京 NOTES BY YAMAHA


 

こんにちは。「孤独の紅茶グルメ」第20回は、銀座です。東京・銀座ヤマハホールで先週開かれた、作曲家でギタリストの伊藤ゴローさんの公演「伊藤ゴロー・チェンバーアンサンブル『Amorozsofia』BOSSA NOVA EXPERIMENT」に行ってきました! そして銀座ヤマハの2Fには、おいしい紅茶やアフタヌーンティーが楽しめる「カフェNOTES BY YAMAHA」があり、公演とのコラボレーションメニューが時々提供されていて、演奏の前後に楽しむことができるんです。今回もゴローさん記念メニューが提供されており、もちろんいただいてきました!

リアルなサウンドの本格的な

バーチャル演奏を楽しめる「カフェNOTES BY YAMAHA」。店内で演奏しているかのような、リアリティです。インテリアも音楽づくしで、店内に一歩足を踏み入れた瞬間からワクワク!

アフタヌーンティーは、かわいらしいフードがぎゅっと詰まった2段のお皿と90分のフリードリンク。最初に目に止まったのは、チョコレートでつくられたミニ楽器! ちいさなギターと、ドラムにみたてたマカロンのかわいらしさにもテンションアップ! もったいなくて最後まで取っておいたチョコレートは、口溶けがまろやかなミルキーな味わいでした。

下段のセイボリーは、生ハムとリンゴ、ファラフェル、スコーン、オリーブです。なかでもスタッフの方のイチオシは、ゴローさんの出身地である青森の名産を使ったリンゴと生ハムのパンケーキ。通常はイチゴなんだそう。さくっとした食感のリンゴの爽やかな甘味は、生ハムとチーズとの相性が抜群で、ジューシーな美味しさ。

そして緑色のコロッケのようなものがファラフェルです。中東でよく食べられているひよこ豆をつかったコロッケのようなものなのですが、鮮やかなグリーンの正体はなんとパクチー! スタッフの方の「実は僕、パクチー苦手なんです。でも、これは美味しいんですよ!」とのお墨付きどおり、パクチー感を残しつつも癖はなく、紅茶にもピッタリ! おかわりしたいほどの美味しさでした。

セイボリーをぺろりといただいたら、次はいよいよデザートへ。マカロン、マドレーヌ、シュークリーム、タルト、チョコケーキ。…みなさんならどこからスタートしますか? 迷いに迷った挙句、主役級のマカロンからいただきました。アーモンドを感じさせる、幸せな甘さが広がるマカロンとお茶との相性バツグン! 全体的に甘さは控えめで、フルーツやチョコレートなど、味わいや食感が異なるので、飽きることなく楽しめます。なかでも、柑橘類のフルーツタルトは、タルト生地がしっかりサクサク。作りたての美味しさを感じました!

お茶は、ロンネフェストのアールグレイ、ジャスミンゴールド、モルゲンタウ、フルーティカモミールの4種類から選べます。まずは中国緑茶にマンゴーやバラの香りのオリエンタルなお茶「モルゲンタウ」をチョイス。ティーカップでサーブされたお茶は春らしいライトグリーンの水色とフルーティーな甘い香り!スパイシーなオープンサンドとマンゴーの香りはとても相性が良く、緑茶の爽やかさが口の中をさっぱりさせてくれました。

2杯目はアールグレイを選びました。やさしい香りが広がるアールグレイは、甘みもあってマイルド。スイーツを引き立てる味わいです。アールグレイとオレンジのスコーンと一緒にいただくと、スコーンと紅茶、それぞれがさらにおいしく感じられました。ミルクも別添えでオーダーすることができ、ミルクティーにするとガトーオペラなどチョコレートのお菓子によく合いました。

素晴らしいアフタヌーンティーでした。そして伊藤ゴローさんの演奏はもちろん最高でした。心もおなかも大満足! アフタヌーンティーのコラボメニューはすでに終わっていますが、コラボドリンクは4月30日までいただけます。

また、通常メニューのアフタヌーンティーは予約が必要になります。銀座へ行かれる際には是非。

NOTES BY YAMAHA

お問い合わせは Tel. 03-3573-3290

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