第28回 兵庫 紅茶と英国菓子の店チャッツワース


 

こんにちは。Tea Time 編集部です。おいしい紅茶を求めてどこまでも。「孤独の紅茶グルメ」第28回は、Tea Time 本誌の連載「紅茶の教科書」などでもすっかりおなじみ、兵庫県加古川市にある「紅茶と英国菓子の店チャッツワース」さんにお邪魔しました!

JR加古川駅を降り、南側の商店街を歩くとすぐにお店が見えてきます。チャッツワースは加古川でオープンして28年、今の店舗に移って20年なのだとか! 地元の人たちに愛されているのがよく分かります。

店主の岸本さんご夫婦にお会いするのはとっても久しぶり。チャッツワースに来られてうれしいです!

お店の中は大きなテーブル席と落ち着いたウォールベンチの席があり、奥にはピアノもあって、素敵なアンティーク家具で統一されています。販売コーナーには紅茶はもちろん、お店に縁のあるミュージシャンのCDや書籍が充実していて、見ているだけでも楽しい♪  Tea Timeも揃っています!

まずはウェルカムティーのローズ&ジャスミンの水出し紅茶でひと息。やさしい香りが広がります。フードメニューはすべて丁寧に手作りされていて、その中から岸本さんおすすめの鶏胸肉のクリーム煮をチョイス。紅茶もお料理に合うものを尋ね、ダージリン・マカイバリ茶園の2022年摘みファーストフラッシュDJ-1をいただくことに。

北欧のレシピで作られているクリーム煮には、サフランライスとサラダが付いています。お肉が柔らかくておいしい! マカイバリのファーストフラッシュは華やかで甘い香りがしっかりと広がり、爽やかさの中に甘味を感じます。おいしい~! さすが岸本さんが選んだお茶です。

そしてデザートは夏のイギリス菓子、サマープディング! バニラアイスが添えられていて、フルーツもたくさん。サマープディングの中にはベリーがたっぷり。冷たくて甘酸っぱくて、爽やかなダージリンとのペアリングも最高です♪ この夏、食べられて幸せ。他にフルーツたっぷりのサマーパンケーキもありました。

お茶もお料理もデザートも本当においしくて、すべてに岸本さんご夫婦のこだわりとティールームへの愛があふれていました。お店で買ったオリジナルブレンドティーもとってもおいしかったです!

奥様のはつ江さん手作りのスコーンも絶品。こちらは次号「Tea Time 13」のスコーン特集でも紹介する予定ですのでお楽しみに! 岸本さんのお話も楽しくて、ついつい時間を忘れてしまいました。遠くからでも通いたい素敵なティールーム。また伺います!

紅茶と英国菓子の店 CHATSWORTH(チャッツワース)

兵庫県加古川市加古川町篠原町4−7

営業時間:11:00~20:30(コロナ禍は19:00閉店)

定休日:火曜

電話: 079-420-1707

https://chatsworth.chips.jp

https://www.instagram.com/p/ChdtWmHPThL/