第5回 東京 Cafe nt(カフェ ニト)


こんにちは。ひとりで紅茶のお店を訪れる「孤独の紅茶グルメ」。第5回目は東京・世田谷区の駒沢大学駅にある「Cafe nt(カフェ ニト)」にお邪魔しました。

「紅茶のテロワール(お茶が採れた土地の風土による味の違い)を感じてもらいたい」というこちらのカフェ。店主が厳選した10種類ほどの紅茶を常時楽しめます。

駅から3分ほど歩くと、静かな住宅街の中にグリーンいっぱいの素敵な空間が現れます。大きな窓に囲まれた店内はヒーリングミュージックが流れ、とっても静かで落ち着いた雰囲気。

メニューの最初のページにはティーセレクトのチャートが! これなら紅茶がよく分からないという方や、その日の気分に合わせてオーダーしたいという方もぴったりの紅茶を選ぶことができますね。

シーズンごとのダージリンやアッサム、それぞれの産地のセイロンティーやフレーバーティーも選べます。すべてアイスティーでの提供も可とのこと。いまからの季節にはうれしい。

店主がお好きだというルフナ・ニュービターナカンダ茶園の紅茶を注文。この茶園はサバラガムワとして取り扱っているお店も多いです。紅茶のお供にワッフルもいただきました。

おとぎ話にでてくるようなポットとカップが愛らしい。カップは「Tea TIme 3」で特集した「1616/arita japan」という有田焼です。器にもこだわりを感じますね。

紅茶は蜂蜜のような香りと黒糖のような甘み、余韻はすっきりとしていてとてもおいしいです。ワッフルには生クリームといちごのソルベが添えられていて紅茶ともよく合います。途中からミルクを入れて飲んでみると、お砂糖を加えなくてもしっかりと甘みを感じ、ミルクティーとしても大満足。

店主に伺うと、紅茶の種類によって仕入れ先を変えており、自身でしっかりテイスティングをした上で選定されているそう。シングルオリジンティーのおいしさを広めたい、と熱く語ってくださいました。

紅茶とスイーツのほか、ボリュームたっぷりのサンドイッチや玄米のランチセットなどもあり、食事も楽しめます。落ち着ける場所なのでついつい時間を忘れてゆっくりしてしまいそう。「長居は大歓迎」とやさしくおっしゃっていただきました。

Cafe nt ニトは東急田園都市線・駒沢大学駅西口徒歩3分。東京都世田谷区上馬4-12-11 フォレスト駒沢大学1階
※貸切の場合もあるため事前に確認が必要です。

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