第52回 大阪・難波 サロン・ド・テ アルション法善寺本店


 

紅茶専門店をひとりでぶらり訪れる「孤独の紅茶グルメ」シリーズ。第52回は大阪編。巨大繁華街・難波にあるティーサロン「サロン・ド・テ アルション法善寺本店」にお邪魔しました。

ザ・大阪!な飲食店が並ぶ戎橋筋商店街を5分ほど歩いて、本当にこんなところにティーサロンが?という場所に、赤いドアのかわいらしいお店ありました! 創業はなんと1986年。歴史を感じるお店の1階はケーキや紅茶が買えるブティックになっています。

2階のサロンの席に案内していただくと、お店の方が、私の持っていた紙袋を見て「冷蔵品ではないですか?」と聞いてくださいました。さり気ない気遣い、そんなホスピタリティが居心地の良さにつながりますね。

アフタヌーンティーセットは食べきれなさそうだったので、食事メニューと紅茶、デザートの「アルションセット」をオーダーしました。紅茶は低温殺菌牛乳を使用したアルション特製アイスミルクティーをチョイス。茶葉はラベンダー、苺、ルバーブのフレーバードティー「アルションブルー」にしました。

サロンの紅茶はすべてフランス・パリの老舗紅茶商ジョルジュ・キャノン社のもの。フレーバードティーはオリジナルでブレンドしてもらっているのだとか。香り高いフランス紅茶をいただけるのはうれしいです!

丁寧に作られたスープとパン、メインに続いて紅茶とデザートがサーブされました。アイスミルクティーは冷たいミルクが入ったグラスにその場でポットの紅茶を注いで、きれいに二層に分かれたミルクティーが完成! 香りも味わいもよく、甘いアイスミルクティーは暑い日にぴったりでした。

デザートは季節限定の「チェリーとチョコレートのモンブランパルフェ」。甘酸っぱいチェリーとチョコのジェラートがミルクティーによく合いました。

もう少し食べれるかも?と思い、追加でデザートとホットの「ダージリンフィネス」をオーダー。茶葉を抜いたステンレスポットでサーブされたダージリンは、やわらかさの中にマスカテルも感じられ、とてもおいしかったです。グラスのデザートはグレープフルーツとアールグレイのムース。こちらは法善寺本店限定の商品だそうで、アールグレイの香りがしっかり感じられる初夏にぴったりのデザートでした。

サロンでは「アリスのティーパーティー」や「ハイティー」など、お料理とデザート、フランス紅茶がたっぷり楽しめるイベントも開催されています。またゆっくりと大阪のティータイムを楽しみに訪れたいです!

サロン・ド・テ アルション法善寺本店
住所:大阪市中央区難波1-6-20(地下鉄「なんば」駅、近鉄「大阪難波」駅下車、なんばウォークB-12またはB-14出口より徒歩3分)
電話:06-6212-4866
営業時間:月~金 / 11:30~20:00、土日祝 / 11:00~20:00(2階は18:00 ラストオーダー、19:30閉店)
定休日:不定休
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