こんにちは。紅茶専門店をふらりと訪れるシリーズ「孤独の紅茶グルメ」。
第6回目は東京のビックターミナル新宿駅、西口直結の小田急百貨店新宿店 本店3階にある「フィリップス・ガーデン・カフェ」に家人とお邪魔してきました(孤独じゃない?!)。
大きな窓のある明るい店内、駅近でこの環境は貴重です。新宿で打ち合わせがあるととついつい利用してしまう居心地の良さです。ファーストフラッシュ、セカンドフラッシュなどのクオリティシーズンの紅茶や、季節のガーデンティーを楽しむことができます。
お昼前の時間に伺いました。午前中のティーブレイク「イレブンジズティー」のセットと、ランチメニューからキノコと青菜のトマトソースパスタセット、紅茶はダージリン キャッスルトン茶園とアールグレイを注文しました。
まず、ストレイナーがセットされたカップが二つ出てきました。わくわくしますね。その後に小さめのポットで紅茶が運ばれてきました。ポットの蓋には紅茶についての説明が付いてきます。カップに注いでいただくときれいな水色、いい香り~。フルーティで甘みがあって、余韻があります。アールグレイもおいしく入っていました。
パスタはトマトの味がしっかりとからんでいて、麺の茹で具合も量もちょうどいい感じ、サラダもおいしい。イレブンジズセットの方はサンドイッチ(卵・ハムとレタス・トマト・きゅうり)、カットしたてのフレッシュフルーツ。おいしくいただきました、今日も大満足です。
しばらくしたら「差し湯いたしますね」とポットを下げられ、ティーコジーと一緒に戻ってきました。
今回はランチタイムのメニューでしたが、午後にはアフタヌーンティーやハイティーもあり一人分での注文もOKです。
メニューに店名「フィリップス・ガーデン・カフェ」の由来が紹介されています。創業者の友人フィリップ・A・テリオさんのお名前からとったそうで、フィリップさんはお店の創業に尽力されていた中、不慮の事故で突然なくなってしまった、と書いてありました。英国カンタベリやシェイクスピアの生誕地ストラトフォード・アポン・エイボン地方の豊かな田園風景をこよなく愛されていたそうです(詳しくは是非メニューでご覧ください)。
同じ小田急デパートの12Fレストラン街には姉妹店のカンタベリーカフェ(紅茶、コーヒー、ケーキ)があります。こちらは座席数が少な目で、食事の後にちょっと紅茶やコーヒーを、という感じでしょうか。
余談ですが、レコーディングなどで時々伺う銀座の「音響ハウス」1Fに、姉妹店「マリアピアーネ・ヴァンテン」というケーキやサンドイッチがおいしいお店があったのですが、残念ながら現在閉店となっています。
入り口にはオリジナルケーキ(どれも大ぶりです!)がずらりと並んだショーケース。その上にあったスコーン(レーズンの入った、柔らかめで甘めの味)を購入しました。
フィリップス・ガーデン・カフェは、新宿駅西口直結・小田急新宿店本店の3階婦人靴売り場の奥にあります。新宿でゆっく外を眺めながらのティータイムはいかがでしょうか。