









先日の寒い雨の日、抜け道をしようと通った場所で出会った素敵なお店を紹介します! 孤独の紅茶グルメ第61回は「レザベイユ南青山」です。
南青山、表参道から脇道に入って、さらに小道を入ると、都会の真ん中にひっそりとした庭のような場所があり思わず立ち止まりました。背の高いセコイアの木とグリーンがある隠れ家のようなお店にはフランスの国旗がはためいていて、このスペースがすでにかわいい。近づいてみるとメニューがあり、お茶ができそう!ということで、立ち寄ることに。
店内には、フランス産の高品質なはちみつやフランスの伝統菓子、チョコレート、ガレット・デ・ロワに使われるフェーヴなどが所狭しと並んでいます。イートインスペースもあり3人まで座れるようです。
早速メニューを拝見! コーヒー、紅茶はもちろん、プロポリスハーブティーやはちみつ入りのオリジナルドリンクもあります。
フランス地方菓子のプレート+好きなドリンクのセットで、紅茶はマリアージュフレールのマルコポーロをオーダーしました。
まずはお菓子のプレートが到着。店内で販売されている伝統的なヌガーやお菓子が。どれもそれぞれ違うハチミツが使われているそうで、どれもやさしい味わい。フルーツの香りもよく、ナッツはカリッとしていてそれぞれ個性的な味です。レーズンチョコを一口食べてびっくり。今まで食べた中で一番おいしい! フルーティーでチョコレートもおいしい! 思わず「うまっ!」と声が出てしまいました。試食にどうぞといただいたマカロン(1/4くらい)もとってもおいしかった。マルコポーロの香りと相まって、とっても幸せな紅茶時間を過ごすことができました。
さらに、パンデビスオランジェ(はちみつ50%の伝統パン)もオーダー。マルコポーロのミルクティーと一緒にいただきました。こちらもおいしかった!
店名の「Les Abeilles」は、もともとパリにあったはちみつ専門店から名付けられたものだそう。お店のホームページを見ると、店主のIzumiさんはかつてパリで養蜂家のもとではちみつの奥深さに触れ、その魅力を日本でも届けたいとこのお店を立ち上げたそうです。パティシエ・ショコラティエとしても活躍されており、お菓子や商品の説明もとても丁寧で、それぞれの背景までしっかり伝えてくださるのが魅力でした。パリでの暮らしや仕事を通して得た経験をもとに「奥深いフランス文化」をテーマにした勉強会も主催されています。
「レザベイユ・ショコラ」にも注目! ハチのマークの入ったオリジナルのガナッシュチョコレートには、それぞれ異なる花のはちみつが使われていて「サロン・デュ・ショコラ」や「アムール・デュ・ショコラ」といったイベントにも何年も出店されていたそうです。
静かでやさしい、おいしい時間が流れる「レザベイユ南青山」。お散歩やお買い物の際に、ちょっと一息ティータイムにたずねてみてくださいね!
レザベイユ南青山
東京都港区南青山4-25-12
営業時間・定休日などは最新情報をご確認ください