今回訪れたのは高知市内最大の商店街、帯屋町にある「ひだまり小路・土佐茶カフェ」。自然が香るお料理と産地ごとの土佐茶を楽しめるカフェです。
路面電車の土佐電鉄「大橋通」電停から徒歩3分、JR高知駅から歩くと15分ほどです。
あまり知られていないのですが、高知はお茶の名産地なんです。産地の多くは四万十川や仁淀川などの上流の山間部で、温暖多雨で昼夜の温度差が大きく、それらの条件が重なって発生する霧によっておいしいお茶が育つのだそう。
また、和紅茶の歴史も古く、明治時代に国産紅茶の父、多田元吉の指導のもと安丸村(現・香美市)にて紅茶の試作が行われました。
カフェで和紅茶をいただくのは初体験。地元産のおいしい紅茶に旅の気分も盛り上がります。
いただいたのは土佐紅茶の「仁淀香ル茶」(400円)と、土佐茶パウダーを使ったパフェ「和(なごみ)」(650円)。お茶は茶葉が入ったガラスポットに自分でお湯を注ぐスタイルで提供されました。砂時計でじっくり5分待ってカップに注ぐと、甘~い香りが! 和紅茶ならではの栗やサツマイモを思わせるほっくりとした香りと柔らかい甘みが広がります。土佐茶パフェは小豆や抹茶ゼリーが入った和風パフェで、やさしい和紅茶がよく合いました。
お茶がメインのカフェかと思いきや地元産の食材を使った食事のメニューも豊富で、おいしいごはんとお茶、スウィーツが楽しめます。以前は建物の2階が姉妹店の和紅茶専門カフェだったようですが、そちらは3月に閉店されたそうです。残念。
土佐茶カフェで地元のお茶を楽しんだ後、実際に産地の茶園を見に行くのも楽しい旅になりそうですね。次回は仁淀川に行きたいです!
ひだまり小路 土佐茶カフェ
高知県高知市帯屋町2-1-31
TEL:088-855-7753
https://worksmirai.jp/office/tosachacafe/
https://www.instagram.com/p/CeplxHnLP1e/