第59回 駒沢 awhile chai & soda


さて、今日は「孤独の紅茶グルメ」の第59回、「awhile chai & soda」をお届けします!

次号「Tea Time 18」の取材で訪れた「awhile chai & soda」は駒澤大学正門前のビルの2階にあります。店主の古川さんに 「おいしいチャイのいれ方」 を教えていただくためにうかがいました。今回は取材終わりのレポート。なので「孤独」じゃない!? かもしれません(汗)。

建築家のご主人が手がけたという店内は、インドでオーダーした建材を使ったり、インドの手工芸をモダンにデザインして作られた素敵な空間です。

店名からも分かる通り、チャイとティーソーダの専門店! チャイとソーダ。うーん、興味が湧きますよね。

一般的にチャイに使いやすい茶葉といえばインドのアッサムのイメージですが、awhile chai & sodaでは インド北東部ドアーズ産の有機紅茶や、日本各地の和紅茶を使ったチャイが楽しめるんです。そしてオリジナルレシピのチャイはもちろん、スイーツも全て古川さんの手作り。すごいですね!

取材が終わったランチタイム。はらぺこ編集部員2人が選んだメニューは、千葉で自家製酵母を育てるご友人がつくっているという小麦ふすま入りの香ばしい食パンをつかったオープンサンド。

「クロックムッシュは」クリーミーなホワイトソースがたっぷり! 「ツナメルト」はシャキシャキ野菜と濃厚なチーズがたまらない! どちらにも、香り高いクミンシードがアクセントのじゃがいも&ほくほくの芽キャベツのサラダつき。これがまた絶品です。

そんなおいしい食事と一緒に選んだのはもちろんチャイ。「燻製茶×ネパール山椒」は古川さんのご出身でもある静岡産の燻製紅茶に、柑橘の香りがする山椒を合わせたオリジナルチャイ。スモーキーな紅茶の香りと山椒の爽やかさが絶妙で、食事にもぴったり!

もう一つ、「アイスチャイ」は、オリジナルのチャイシロップに、いれたてのチャイもプラスすることで、香りとコクがアップ。甘さも控えめでごくごく飲めてしまうおいしさです!

「カレーの後の口直しではなく、食事と一緒に楽しんでほしい」という古川さんのこだわりが詰まったチャイは、濃厚なのにすっきりとした飲み心地が特徴です。

さらに食後には、季節の(デザート)チャイ「和紅茶とあんこのチャイ」もいただきましたよ! ほんのり香る生姜が絶妙にマッチしていて、ほっとする一杯でした。

これからの季節、窓の外には梅や桜、銀杏が芽吹き、ますます気持ちの良いカフェタイムが過ごせそうです。

カウンターには、スイーツもずらりと並んでいて、次はゆっくりティータイムを楽しみに来たいと思いました。みなさんも、駒沢にお出かけの際はぜひ立ち寄ってみてくださいね! そして5月1日発売予定の「Tea Time 18」もどうぞお楽しみに!

チャイとソーダのお店 awhile chai & soda
世田谷区駒沢4-16-16 2階
月曜〜土曜営業
9:00〜17:00
日曜・祝日定休(定休日明けは12:00オープン)